上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
数日間続いた熱もようやく下がり舞台ライチ光クラブを見に行きました。
冒頭から終りまで僕は何度も泣きそうになりました。細かく作り込まれた完成度の高い舞台、そして役者さん達の熱演。所々に挟まれる江本純子さん独特のギャグセンス。クライマックスにこれでもかと浴びせられる大量の血糊。大正昭和のサーカスのようなノスタルジーなあふれる音楽。それらが壮大な見世物小屋のような効果となりチープで猥雑で過激でエログロなめまいのするような素晴らしい空間を作っていました。その日は興奮のあまり朝まで眠れず、ずーっとライチの事を考えきました。

明けて今日、母の入院するホスピスに行き舞台の成功を伝えると目を細めてよかったね喜んでくれました。
ホスピスと言う場所には似つかわしくない血塗られたパンフレットをめくりながら「お前が高校生の頃こんなの見てたなんてね知らなかったわ」と笑っていました。
風邪で会えなかったこの数日間の間に母はまた少し痩せたように思います。
食べ物も喉を通らなくなってきてます。痛み止めの薬も飲み薬からのモルヒネ注射と変わっていました。
病院の窓から教会と大きなヒマラヤスギが見えます。教会から聞こえてくる讃美歌を聞きながら母と2人の時間をゆっくりと過ごしたいのですが、母は僕にすぐ帰れと言います。これは母なりの僕への配慮であることはわかっています。いつも僕のことを第一に考えてくれる母です。そんな母との最後が近づいてます。

せめてライチの舞台が終えるあと10日間は生きててほしいと思うのですが、担当医師によるとそれも微妙だということです。
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。